始めまして！

現在、鹿児島県の下甑島に住んでいる室原 誉伶（むろはら ほまれ）と申します。30歳です。

島の簡単な紹介ですが、甑列島は上甑・中甑・下甑と3つの島が連なるように並んでいます。

自分の住んでいる下甑島は人口約1700人程度。人口はどんどん減っており、おそらく3島合わせて4000人程度の人口だと思います。島には本屋も映画館も、コンビニすらありません。でも、かつてはドクターコトーのモデルになったお医者さんもいた島なんですよ！

実は僕、下甑島に来たのは今年の4月からなんです。

仕事の都合もありますが、好きで離島を転々としています（笑）。一昨年は長崎県の上五島（約2万人）、昨年は島根県の隠岐島前（約3000人）、そして4月からこの下甑（約1700人）。そうなんです、島にきてまだたったの半年なんです。

それでも自分がこの計画を立ち上げたのは、「えんとつ町のプペル」が持つメッセージを思いっきり伝えたい人間が島にいるから」です。

甑島には高校がありません。なので、島の子供たちは15歳になると「島立ち」をします。

島から離れて、親元を離れて、都会に行き高校生活を始めるんです。

今回は、この子供たちにフルスイングで伝えたいんです！

たまたまですが、僕が引っ越すたびに小さい島に移っていきました。でもそれと反比例して、島民との距離が近くなるんです。島民の顔が丸見えなんです（笑）。それは普段接する大人だけでなく、子供たちも同じでした。

　　「一緒に潜りに行ったら大量の貝を採ってきて。かと思ったらその後、銛をもって魚を突きにいく子」

　　「自分の3歳の娘になぞに嫌われまくる子」　かと思えば、「自分の娘にやたら好かれる子」

　　「ウェイクボードに乗るのがめちゃめちゃうまい子」「まったく落ち着きがなくて危なっかしい子」　などなど

まだたったの半年ですが、勝手に親心が芽生えちゃいました（笑）

将来、この子達に待ち受ける「楽しいこと」「つらいこと」。離島にいたから経験できることもあれば、離島にいたから経験できなかったことも多いはず。

「えんとつ町のプペル」は、煙に覆われ空を見上げることを忘れたえんとつ町が舞台。空を見上げないので煙の先に「星」があることを誰も知らない信じない。このえんとつ町に住む少年が、煙の先には「星」があるんだと信じて奇跡を起こす物語。チャレンジすれば叩かれる、 それでも信じ続ければその先には何かがある。そういった頑張る勇気をくれる本。

この子達が将来、何かしらの壁にぶち当たった時に、そこを貫ける支えにちょっとでもなればいいなと思って今回の計画を立ち上げました！！

そして、最終的にやりたいことは『満天の星空の下で、映画「えんとつ町のプペル」の上映会』！！！

島には海から大量の漂流ごみが流れ着きます。そして、空には満天の星空があります。

島で育つ子たちにとってはそれは日常です。僕ら外部の人間が感動する「満天の星空」も珍しくないんです。

でも「えんとつ町のプペル」と「満天の星空」が揃えば、そのメッセージはより強さを増し、星空の美しさは子供たちの心に響くんじゃないかと勝手に思っています。

今回は、そのための前段階でみんなに「えんとつ町のプペル」を知ってもらう意味もあります。

ちなみに、自分は映像関係ずぶの素人で満天の星の下でどうやったら映画を見れるか分かりません。。。

もしアドバイス等頂ける方がいればコメントだけでもいいので頂けるととても嬉しいです！

資金の使い方

甑3島を合わせた合計16か所にプレゼントしたいと思っています。

　　保育園・・・2か所

　　幼稚園・・・4か所

　　児童クラブ・・・2か所

　　小学校・・・5か所

　　中学校・・・3か所

折角なのでサイン入り絵本2500円×16＝40000円を、支援いただければ幸いです。

実現までの道のり

クラウドファンディングが終わり、本が届いたらそれぞれの園や学校にプレゼントしに行きます。

おわりに

クラウドファンディングをやってみると息巻いて、必要な金額を調べたらかなり小額で自分でも驚きでした（笑）。

「島内で・・・」とも考えましたが、島外の方で実際に支援してみたいと言ってくださるありがたい方もいて、この繋がりを大事にしたいと思ったのでクラウドファンディングを強行しました。

子どもたちの夢に笑顔に目標金額は関係ないはず（笑）！！！温かい支援を頂けると嬉しいです。よろしくお願い致します。