私は15歳の頃にプロのレーシングドライバーになる夢を持ち、モータースポーツ（レーシングカートレース）の活動を開始しました。

このプロジェクトでやりたいこと・やろうと思った理由

2012年にベトナムに来た当初は「予想以上に車が走っていない、、バイクの洪水！」という印象で、

「ああ、間違った国に来てしまった」と思いました。

しかし、1，2年、現地で住んでいるとものすごい勢いで車が増えていることを目の当たりにしました。

「あ、これは日本の1970年代のようにベトナムはこれから急速にモータリゼーションが発展していく！！」

と直感しました。

きっとそのうちベトナムは自動車メーカーができて、F1も開催する！とこの時(2013年頃)確信しました。

嘘だと思われるかもしれませんが、予想通り2020年現在まさにその通りになりました。

ゴーカート場をやろうと思った理由①：ベトナムにはモータースポーツの裾野が皆無

子供達にモータースポーツの楽しさを伝えたい！

私は北はハノイから南はホーチミンまですべての都市、離島へ行き、モータースポーツ関連の施設があるのか無いのか調査をしました。

しかし、残念ながら一切ありませんでした。

2020年10月現在は、ハノイに1つ、ホーチミンに2つゴーカート場ができました。しかし子供向けのゴーカート場がありません。

ベトナムの人口ピラミッドは日本と真逆、正三角形に近い形で子供が多いのです！

この先、右肩上がりでこの国は成長していきます！

ゴーカート場をやろうと思った理由④：ベトナム人スター選手の発掘

必ず出ます。

ベトナム人は視力が良く、器用で頭の回転が早く若い人の人口が多い国です。

そしてF1の冠スポンサーを務めるベトナム初の自動車メーカー(VIN FAST)ができて、数年後には優秀な選手が出てくるのは間違いないです。

そんな中、今のベトナムにはモータースポーツに触れるきっかけとなる子供向けのゴーカート場がありません。

「きっかけ」を作ってあげたいんです。

そして、もし本気でレースがしたいなら、モータースポーツの歴史があり、技術的なリソースがある日本やヨーロッパ、アメリカへ行って成長してほしい思いもあります。そのサポートも今後やっていきたい。

ゴーカート場をやろうと思った理由②：交通事故を減らしたい！

日本では当然報道されていませんが、ベトナムは交通事故が多発しています。

ほぼ毎日、重大な交通事故のニュースが私のスマホアプリのニュースに飛び込んできます。

自動車は便利な乗り物ですが、扱い方やルールを守らなければ人が簡単に死んでしまいます。

レースは危険なスポーツですが、危険なスポーツであるが故、扱い方、ルール、相手への思いやりを大事にしてレースをしています。

実際、プロのレーシングドライバーはレース中もルールを守り危険な行為はしませんし、公道は当然誰よりも安全運転なんです！

ベトナムは交通安全第一という概念が低いのが現状です。「我先に！」と誰よりも先に早く走る、横入り優先！笑

そこで日本で培ってきた経験と人脈を活かし、ベトナムの人々へ交通安全の啓蒙活動をゴーカート場を通じて行っていきたいと思っております。

近い将来は、日本のプロドライバーをベトナムへお招きし、交通安全スクールも企画しています。

ゴーカート場をやろうと思った理由③：ベトナムの経済の発展に寄与したい！

子供達にゴーカートを通じて乗り物への興味(将来の優秀な技術者の発掘)を持ってもらい、将来のベトナム経済の発展に寄与できればと考えております。

このような理由で、

『ベトナムでモータースポーツを手軽に楽しめるゴーカート場を作ろう！』と決心しました。

ベトナムでF1が開催されることになり、2大都市を中心にゴーカート場が１つ，２つと急に開業されました。

(1980年代の日本のようです)

今がゴーカート場を立ち上げる絶好のタイミングです。が、しかし、ゴーカート場を作るには物価が安いベトナムとはいえゴーカートの輸入、東南アジアトップレベルの土地代によって数百万円～数千万円というまとまった資金が必要です。

すぐにはできません。

「ベトナムでモータースポーツの楽しさを伝える活動をする為、ご支援をいただきたいのです」

ゴーカート場の完成イメージ　　

※あくまでもイメージです。実際は予算により大きく異なります。

資金の使い方

①安全にゴーカートを楽しんでもらいたい為、最新式の電動ゴーカートの導入費用

②安全にゴーカートを楽しんでもらいたい為、安全バリアの導入費用

実現までの道のり

2020年10月～12月　資金確保、候補地選定

2021年1月～2月　ゴーカート輸入、安全バリア輸入

2021年4月　ゴーカート場オープン