リターンの内容のみで結構です！！！

お目通しのほど宜しくお願い致します🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

はじめに

　2020年2月よりFIN HEUREUSE ユウキとして活動を始めました。オシャレとして成立するだけでなく、価値観や考え方をデザインに反映し、作品を選んでいただいた方にハッピーエンド(＝フランス語でFIN HEUREUSE)が訪れますようにと思いを詰め込んだオリジナルブランドのdirectorを務めています。

　繊維工場や刺繍作家さんに300件以上メールを送り、2020年10月に初めて「a Lovely Snowball Sweat」を販売することができました。

　現在はトレンチコート(タイトル未定)のプロデュースに着手しています。

　アパレル製造の過程を1周してわかったことの1つに「ロットを積むことの重要性」が挙げられます。

　作品のコンセプトに共感してくださる方や活動を楽しみにしてくださる方々のおかげで活動を続けることができますが、そういった方々に、よりお手頃な価格で作品を届けたいという気持ちが強くあります。

　そのためにはやはり、製造ロット数を増やし1着に掛かるコストを抑える必要があります。

　より多くの方に作品への思いを届ける手段を模索する中で、今回初めてクラウドファンディングによる受注生産への挑戦を決心しました。

目的

1. 2020年にリリースした作品やブランドコンセプトに

　共感していただくこと

2. 次回作のトレンチコートを販売する前に

　クラウドファンディングという手段をテストすること

　改めて作品に込めた思いを届けることで、みなさんに振り向いてもらうため、また、生粋のgiverである「自分自身が今逆に支援できること」をテーマに考えたリターンの効果測定を行う目的でこのプロジェクトを立ち上げました。

　初めて手掛けた作品の刺繍は、テーゼ特殊総合加工 様に制作を依頼しています。テーゼ 様は、特殊ミシンを扱える職人さんが年々減少していく中で、熟練された職人の技術を伝えることを理念に製作活動をされています。概要欄に書き記したハート型の雪玉に込めたメッセージをここにしかないこの刺繍デザインから感じ取っていただきたいです。

　また、FIN HEUREUSEでは、シルバーアクセサリーもリリースしています。「手づくりの質感を味わっていただきたい」という作家の思いが感じられる肌に馴染むフィット感が特徴の作品です。こちらは金属工芸作家 NATELIER 様に製作していただいています。

資金の使い方

　次回作であるトレンチコートを量産するための資金とします。「はじめに」で記したように、作品を欲しいと言ってくださる方々のために少しでも単価を下げられるように、支持者の増加と資金の調達を目指します。

↑現在製作中のトレンチです。

リバーシブルの弱点

・表面、裏地の素材が異なるため着丈が長い場合、

　たゆみができやすく、劣化しやすい。

　(重量のある生地の方にひっぱられるから)

・両面で着られると言いつつA面B面どちらも

　格好良いデザインであるものがほとんどない。

　(表面は素敵でも裏面はなぜか真っ赤とか)

　この2点を克服する設計で秋冬・春の3シーズンに渡って愛用できるトレンチコートを開発中です(2020年12/29時点でサンプルは完成している段階です)。

　僕自身寒がりの冷え性であることから比較的薄手である

トレンチコートの出番は少ないです。よって、トレンチコートを買うことに対するコストは高いのですが、ならば最高のコートを自分でプロデュースしようと思い立ったわけです。

　厚手の生地を採用することは難しいため薄手の生地を選択しました。生地が薄い代わりにオーバーサイズで着込めるように設計しました。

　ラペル(襟)が黒なのは、ひっくり返すと真っ黒のコートとなり汎用性の高いプロダクトにするためです。また、黒いラペルとのバランスを取るためベルトと袖ベルトも黒の切り替えとなるデザインを採用しました。

・肩落ちのオーバーサイズ規格で着込めること

　(寒さ対策)

・真っ黒のコートとしても使えること

　(汎用性の向上)

・"意味のある"デザインで唯一無二のコートであること

　(機能性×デザインによる存在価値の創出)

　この3点を武器に最高の作品に仕上げます🧥

おわりに

　何事も始めることよりも続けることの方が難しく、やめることは簡単で…。既にサンプル製作費を投資したトレンチの売れ行きによってはブランドの活動は厳しいものになります(厳密に言うと、新しく作品を手掛けることは難しくなり、販路を拡大するためのアプローチしか行えなくなる)。それでもなんとかやり方を工夫して続ける覚悟はあります。どんなにうまくいかなくても2021年いっぱいは勉強を続けて、行動して、人間力を高め、期待してくださる方々に胸を張れるように頑張ります。

　もしも、初めてプロデュースした作品「a Lovely Snowball」が誰の心にも響かなかったなら…。作品づくりに協力してくださる職人さんたちの期待を背負うことがなかったら…。とっくに夢を捨てて活動をやめていました。

　だけど気づいたら、ありがたいことに関わってくださった方々を無責任に裏切ることはできない環境ができていました。

　応援してくださる方々のために、共感してくださる方や支援してくださる方が必要です。

　ただただ思いを伝えることしかできないと判断し、あまり効果的ではないと理解しながらも長文での投稿をさせていただきました。

　ここまで読んでくださった方へ

　お時間を割いていただきありがとうございます。

　質問や「こんなリターンも付けてくれない？」といったご相談も随時いただけると嬉しいです。できることは何でもするつもりです！

　どうか宜しくお願い申し上げます。

FINHEUREUSE director ユウキ