音楽は空気や水と同じ

子どもが音楽をする側になりたいと思った時、沢山の高いハードルがあります。

どれだけの日本の未来の音楽や才能が、そのことによって社会に貢献できないまま諦められているか。

例えば、時間、楽器、場所、先生、楽譜など子ども自身では解決できないことだらけです。

家庭や学校など、子どもの「やりたい気持ち」を受け入れる環境に生まれればその子は幸運です。

しかし、そもそも音楽はそんな小さな枠によって左右されるものではないと思ってます。

空気や水、土のように社会全体がその土地の音楽を守り育み、その恩恵を分かちあうべきものではないでしょうか？

その実現を考える中で、「月謝」というコストを、家庭から社会に置き換えられるのではないか、と考えました。

つまり営利を外せない企業スポンサーではなく、純粋に音楽を愛する個人スポンサーを募る事で、音楽を家庭単位の「習い事」から社会全体の「幸せ」にするために社会全体で支えるということです。

私の場合は吹奏楽などを指導していることもあり管楽器や打楽器を使った音楽クラブでカタチにできればと思ってます。

楽器や場所など月謝以外にも沢山のハードルはあるのですが、まずは「月謝無料の音楽クラブ」の実現を目指したいです。

チャレンジへのご支援お願いします。

リターンについて

確実に活動しその成果を社会全体へ届けることがこの活動の本質的なリターンだと思っています。

そのため、今回はシンプルにご賛同いただける方の応援の受け皿として以下のリターンを設定させていただきました。

子ども自身の音楽ためにも「発表会」による社会還元や、動画配信による「動画参観」などをして、その活動を見守っていただける機会は作りたいと考えてます。

全ての支援者について支援者リストへの記載をします。

・がんばれ500（500円）・・・活動の応援権

・がんばれ1000（1,000円）・・・活動の応援権

・がんばれ2000（2,000円）・・・活動の応援権

・がんばれ3000（3,000円）・・・活動の応援権

・１ヶ月提供権（5,000円）・・・１人１ヶ月相当の応援権

・２ヶ月提供権（10,000円）・・・１人２ヶ月相当の応援権

・３ヶ月提供権（15,000円）・・・１人３ヶ月相当の応援権

・６ヶ月提供権（30,000円）・・・１人６ヶ月相当の応援権

・楽器提供権（200,000円）・・・楽器（サックス１台相当）寄付権

・譜面台提供権（8,000円）・・・譜面台１台を寄付権

具体的な運用イメージ

音楽クラブに週１回参加するために、１人につき１ヶ月５千円のコスト（月謝に相当する部分）が必要と設定し、集まった支援金や用意できる楽器等の数などを考慮して募集人数と期間を設定しようと考えてます。

例）仮に２４万円の支援が集まった場合

・２人に２年間月謝なしで音楽クラブに参加してもらえたり

・４人に１年間月謝なしで音楽クラブに参加してもらえたり

・募集をかけて集まった人数で４８ヶ月（２４万／１ヶ月５千円）の枠を配分できたり

・楽器や譜面台の購入資金をご提供いただいた分についてはその購入にあてる

というようなイメージです。

もちろん目標金額に拘らず出来るだけ沢山の子に長く音楽クラブに参加してもらいたいと思います。

このプロジェクトの要点は以上です。

ここから先は私の「気持ち」の部分になるので、

お付き合いいただける方にお読みいただければ嬉しいです。

豊かな音楽ほど、その恩恵は多くの人々、つまり社会に広く深く届きます。

であれば、その豊かな音楽を生む才能を育てるコストは社会全体の投資で支えられるべきです。

音楽家を育むコストを家庭や個人だけが負担するしかなかった時代は終わり、社会のみんなで育み、実りを分かち合える時代になっていると思います。

子どもの才能は家庭や社会などの環境を選んで生まれてくることはできません。

むしろ本来は才能、可能性は全ての子どもにあって、それを潰すか育むかは、その社会次第と言えるかもしれません。

不遇な才能は、これまで自力で萌芽するか、土の中で終わるかしかありませんでした。

でも、社会全体が支える世の中になれば、その運命も変えられます。

きっと殆どの大人は、楽器を持ってキラキラと目を輝かせる子どもの姿を見たことがあると思います。

それどころか自分自身が小さいころ、小学校の太鼓や木琴に触れて心躍らせた人も多いと思います。

それこそが才能の火種で、それを消さずに育み社会に明かりと温もりを与えるようになるまで、それを守るのは大人の優しい手しかないと思います。

私自身のこと

私は本業（印刷関係）の傍ら、堺市部活動指導員として学校吹奏楽部の指導や堺市音楽団（市民吹奏楽団）への指揮者としての参加、また土曜日の夜には少人数音楽クラブを運営しています。

どの活動も、人生を彩ってくれる音楽と人が出会うキッカケの一つになればという思いで楽しみながら取り組んでいます。

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