生まれ故郷、小樽に1935年築の古民家をリノベーションしすこぶる音の良いピアノホールに!
ホールにはニューヨークから運んだ1912年製のNYスタインウェイ・グランドピアノを入れ、コンサート・レコーディング・アートギャラリーが可能な場に。音楽/アートを通じて、人と人をつなぐ場所を作ります。
完成した暁には、オンライン・オフラインで世界屈指の音色を共有しましょう!
現在の支援総額
579,500円
目標金額 1,080,000円
残り
終了
サポーター
33人
このプロジェクトは、目標金額を達成しなくても、2020/11/30 23:59までに集まった金額から手数料を差し引いた額がプランナーに振り込まれます(All-In方式)
野瀬栄進 古民家再生プロジェクト "張碓 N-038"
〜文化財を守る新しい形のリノベーションへの挑戦、
世界最先端の音楽と音響が融合した古民家ピアノホール〜
”張碓 N-038”(ハリウス・エヌ・オーサンハチ)を完成させたい。
地元北海道で、
ピアノを置けてみなさんにピアノの音色を聴いてもらえる場所を5、6年探していた。
森に囲まれるようなところで作曲小屋/音楽スタジオみたいのがあったらいいと大昔から言っていた。
山か川か海があって、街にも近かったらもっといいと言っていた。
できたら神社みたいにエネルギーがいいところ、とも言っていた。
そんな場所があるわけがない、、、はずだった。
昨年、日本とアメリカで同時に住む家がなくなった。(そんな事があるか!)
実はそんなタイミングで突然やってきた場所。
自分の想いが引き寄せた偶然なのかもしれない
或いはまるで神々からの導きがあったかの如くものごとが進んだ
このプロジェクトは自分の意思だけではなく
自分、みなさん、地域や社会、そして目に見えないsomething greatの導きと共に
進んでいくプロジェクト、だと感じています。
三方良し、ならぬ、四方良し。
古きと新しきを結び付け
未来へと繋ぐ場所。
そこに夢を乗せたい。
自分の夢も、皆さんの夢も、一緒に。
小樽出身のピアニスト・作曲家の 野瀬栄進(のせ えいしん)です。
渡米して29年目になりました。
ジャズをベースに、自身がメインのコンサートではオリジナル曲を演奏しています。
ここ10年くらいは日本とニューヨークを半々で生活しており、
ニューヨークを拠点として南米で演奏、日本全国でツアーをしています。
今年はコロナの影響で、渡米してから初めて半年以上日本に滞在中です。
タイトルにある「108歳のNYスタインウェイ」とは、
6年前にニューヨークから購入し運んできた、 鍵盤が象牙の希少なグランドピアノです。
その音色は暖かく、伸びやかで、バイオリンのようにピアノのフレームが響き、聴く人々を優しく魅了します。
このピアノの素晴らしい音色を多くの人と共有できる場を作りたいと願い、
「古民家ピアノホール」を作るプロジェクトを立ち上げました。
今回は、ピアノホール部分の改修費をクラウドファンディングでご支援頂きたいと思っております。
野瀬の詳しいプロフィールはこちらでご覧になれます。
公式HP www.eishinnose.com
ニューヨークにて1912年製のNYスタインウェイピアノを購入し、
クラウドファンディングで多くの方からの応援に助けられながら、
アメリカから地元小樽に運びました。
鍵盤が象牙のため、輸出時にワシントン条約と戦い13ヶ月もかかりました。
※その時の経緯はこちらに。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=133&v=CpvV5OHoV6E&feature=emb_logo
https://www.youtube.com/watch?time_continue=166&v=v4_5JGor3W0&feature=emb_title
ピアノを移動後、小樽マリンホールと札幌道新ホールにピアノを運び入れ、録音とコンサートを行いました。
(マリンホールでの収録音源を1枚のアルバムと、1つの未発表音源データアルバムの2つにして制作。)
小樽・札幌でコンサート後は実家にピアノを移動。
もっと多くの人に、このピアノの音色を聴いてもらえるような場所をずっと探していました。
そんな時出逢ったのが今回の小樽、張碓(ハリウス)の古民家です。
△小樽マリンホールにて。レコーディング。演奏:野瀬栄進
△小樽マリンホールにて。コンサート。演奏:野瀬栄進
家の目の前には古い神社があり木々に囲まれ、
代々暮らす人たちに大切に守られてきた土地でした。
たくさんの花が季節ごとに咲き
梅や栗が収穫できる木もあります。
家の前には小さな川が流れていて、その向こうに神社があります。
周辺の雰囲気をみて、すっかり気に入ってしまいました。
2019年9月6日、この古民家を正式に引き継きました。
築85年の古民家の壁や床を取り払ってみると、
丈夫な建物とは言えそうにない状況でした。
ピアノを入れるには頼りなく、基礎や土台は経年劣化により朽ちていました。
その反面、築85年ならではの物も見つかりました。
戸の板ガラスは、模様もさまざまで今では手に入りにくい、
昔の職人さんでしか作れない貴重なものです。
天井は柾葺き(まさぶき)の屋根です。
周りからは、これは古すぎる物件なので壊して新しく作った方がいい、という意見が多くありました。
けれど、この建物の歴史を消さないような改築を施し、
それを語り継ぎながらも新しい交流や文化が生まれるようなスペースに生まれ変わらせたいという気持ちが高まりました。
当初、自己予算で昨年10月に解体作業を開始しました。
その後わけあって保留になり、コロナ禍ですべてがストップ。
そんな中、世界的に優れた音響のホールを設計した方と出逢い、”古民家の音の監修をしましょう”と仰っていただきました。
世界最高峰のホールを作った方に音の監修していただける。
そんなチャンスはまず巡ってきません。
多くの方のご協力で運ばれたニューヨークスタインウェイのためにも、ホールの部分だけは可能な限り良いものを作ろうと決意しました。
6年前にピアノをニューヨークから日本に持ってきた時と同じように、
自分だけじゃなくてもっと多くの方と、ホール完成までの時間を共有し、一緒に作りあげていけたら、という気持ちでこの企画を立ち上げました。
ご支援いただいた資金は、ホール部分の改修費に充てさせていただきます。
最終的にかかる費用は未知数で、専門家によると新しく建てた方が安くなるかもしれないという意見もありました。
今回は、一番大切な土台作りを第一に、壁、床、窓の改修に使わせていただきます。
ホール部分の解体費(昨年、解体済) 60万円
ホール部分の土台作り 180〜200万円(今回クラウドファンディングで募集する部分)
その他のホールの、壁、床、窓などの部分200〜500万。
古民家全体を改修する費用 1000〜1500万円
1・NYスタインウェイ1台、客数30人くらい、将来的にはもう1台ピアノを置くことを想定した堅牢な土台作り。
2・音の響きを優先した素材選び。音楽ホール建築の専門家に監修を依頼。
3・換気の良い窓作り。2階を吹き抜けにし、キャットウォークを作り密を避ける。
4・必要最低限の防音と断熱
・この秋から工事をスタートさせ、雪が降る前に土台を完成。
・雪が積もる冬の間は、内側でできることを行い、春から工事を本格的に再開し6月には完成。
・2021年6月末と7月頭の日曜日に『こけら落としコンサート』をするというイメージです。
ここで奏でるニューヨークスタインウェイの音が、
この建物とこの土地、そして神社のエネルギーと一体となって皆様と共有できたら最高だと感じています。
芸術家たちの発信、交流の場にもなれば良いと思っています。
みなさんとワクワクドキドキ、この古民家ピアノホール”張碓 N-038”を一緒に作り上げていけると嬉しいです。
張碓 N-038は「ハリウス エヌ オーサンハチ」と読み
〈N〉はNorth, Nippon, New York, Noseの4つのN。
〈0〉そして0はすべてを含み、〈3〉は三社神社の3、〈8〉は無限、038でオミヤで神社とかけました。
野瀬は何か不思議な力で導かれここにたどり着いたように感じており、良い音を奏でて神様にも喜んでいただけたらとも思っております。
渡米して29年経ちました。
ずっとNYでの活動で影響を受けた最先端の音楽を目指してきましたが、自分のルーツというものを考えるようになり、北海道でしか聴こえてこない音、北海道でしかサウンドしない音があるのに気づかされました。
その経緯から北海道をテーマにした曲を『NORTHERN LIGHTS PROJECT/カムイユーカラ』というタイトルで20曲近く書き下ろしました。
それは、そもそも自分の中で自然になっている音をなぞり、北海道の独特なスピリッツと空気感の中でしか表現できない音を目指しています。
この古民家はノーザンライツプロジェクトにおいてもその音を追求し創造し表現する場の大切なホームベースになると思います。
このプロジェクトから1曲、『Quiet Blue Snow』はこちら。
△作曲:野瀬栄進/演奏:THE GATE(野瀬栄進ピアノ+武石聡パーカッション)/写真:野瀬栄進
『良い音』というのは漠然としていますが、自分が目指す音は、アコースティックで演奏できるところというのがまず大前提です。
ライブハウスのようにアンプを使って響かせるのではなく、コンサートホールのように響きアコースティックで演奏可能な会場です。
二階にも部屋があったのですが、ホール側を半分吹き抜けにしました。音を良くするためです。
場合によって響かない方が良いコンサートをする際には、布などで響きを調整できるようにします。
イメージしている音があり、参考にしている会場は2つあります。
◼️一つは美唄のアルテピアッツァ。この会場のように、会場自体が楽器のような場所を作りたいと思っております。
△アルテピアッツァ美唄にて。演奏:演奏:THE GATE(野瀬栄進ピアノ+武石聡パーカッション)
◼️もう一つは札幌コンサートホールKitara(キタラ)。
キタラは世界中の人たちに賞賛を浴びているホールです。
野瀬も何度も演奏しており、小ホールではソロピアノ、大ホールでは札幌交響楽団と3回ほどラプソディ・イン・ブルーを弾かせていただきました。
キタラ小ホールはソロ演奏にはちょうどいい最高の響きです。ソロ演奏はそのままの音を利用して一枚のアルバムにしました。
△キタラにて。『KUBA』作曲・演奏:野瀬栄進
△キタラにて。『Rhapsody in Blue』共演:札幌交響楽団
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
野瀬 栄進
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NORTHERN LIGHTS PROJECT 2018 未公開音源データ
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DVD データ/1912年製のニューヨークスタインウェイで弾いたソロピアノ
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