【山形県西川町で農業始めました。でも装備は「ぬののふく」のみ】

ソラシド本坊です。二年前まで僕は大工でした。でもやっぱりお笑いがしたくて、逃げるように山形にやってきました。山形ではテレビにラジオに漫才と充実した毎日でした。

友達もたくさん出来ました。仕事とは全く関係のない友達は学生以来です。冠婚葬祭の場でも笑いを探す芸人たち。気を許した芸人にふと相談したことを翌日の舞台で言われる衝撃。笑いの魑魅魍魎からの解放は清々しい。

昨年の秋、三線仲間のシゲルさんに「西川町でシャイニングしないか？」と言われ僕はシャイニングすることにしました。西川町は豪雪地帯です。シゲルさんの持っている西川町の空き家を冬の間、雪下ろしをして雪から家を守ってほしいと。シゲルさんはおじいちゃんなのです。その代わり春になったら山菜、たけのこに畑と好き放題やっていいよと月100円で古民家、竹林と畑を借りてシャイニングすることになりました。

農業初心者レベル1の僕。道具も何もない、装備は「ぬののふく」レベル。畑は耕作放棄地で草ぼうぼう、竹林管理もどないしたええねん、伐採した竹の処分に金がかかるなど、グーグル先生で調べれば調べるほど、農業にはお金がかかることを知ります。

そこで僕は、パン屋さんでアルバイトをしてマメ耕運機を購入しました。でも、ご近所の農家さんからはこれじゃあちょっと厳しいのではないかとアドバイスを受け、コロナ禍で収入も減り、ぬののふくに、ひのきのぼうを持ったまま行き詰ってしまいました。

【みんなで遊べる「本坊ファーム」を作りたい！】

相方の水口が、水口がですね、西川に呼ぶといい顔をしよるんです。いい所なんです。一旦コロナは置いといて、ゆくゆくは農業体験などのイベントを開いて交流の場にしたいです。

畑では、収穫イベントを行い採れたてお野菜で、夏はバーベキュー、冬はお鍋をいただこうと思います。

竹林では、何と言っても春のたけのこ狩り！孟宗竹と細竹が採れます。山菜狩りもできます。タラの芽、わらびなどたくさん採れます。夏は、七夕の飾りつけ、流しそうめんや竹細工教室などやらなくてはいけません。

どんどん竹が生えてくるので、伐採して有効利用することで、翌年のたけのこにつながるのです。竹の有効利用は全国で問題となっていますが、竹炭、竹パウダーや竹チップ、竹酢酢など製作販売できるようにしたいのです。

そしてシゲルさんから借りている古民家を修繕して民泊施設ができれば僕はもう芸人ではありません。でも今の環境で出来そうなことは全部やってみようと思うのです。

【僕を「かわのよろい」へレベルアップさせてください！】

でも、現実は家に冷房も冷蔵庫もなし、給湯器・風呂は壊れているなど生活インフラすら全く整っていません。僕は山形市にも借りている家と西川町を行き来しながら、合理的でない動きをしています。そして、まもなく冬です。今年は雪をとかしてカップラーメンを食べるようなことはしたくありません。

そんな「ぬののふく」しか持たない僕に、まずは「かわのよろい」をゲットできるよう、皆さんからの支援をお願いしたいのです。

こんな状態なので、立派なリターンはお返しできないかもしれません。でも、いま僕が用意できる精一杯のリターンを考えました。お金の支援でなくても、農作業を手伝ってくれるだけも嬉しいので、そんな内容も用意してみました。

皆さんから預かったお金は、給湯器、野菜の堆肥、肥料に使います。

よろしくお願いいたします。