はじめに

初めまして、公立中学校で働く熊谷と申します。

私の夢は「日本各地で、子どもの幸せを第一に考えた教育が行われること」です。

今、社会からの公教育への信頼は低下していると、肌で感じます。

著名人などからも、「日本の公教育はオワコンだ！」という声があります。

不祥事を起こした教師がいれば、新聞やニュースはこぞって取り上げ、叩きます。

しかし、現場で奮闘する教師の活動が取り上げられることはほとんどありません。

私は現場で働く人間として、このような状況が本当に本当に悔しいのです。

それは自分が誇りをもっている仕事が認められていないこと以上に、もっとも悔しいのは、社会全体が日本の教育をどこか他人事だと思っているところです。教育問題の責任を教師や保護者や特定の人に押し付けて……日本は教育をあきらめたのでしょうか……。

確かに今の学校教育には問題点も多くあります。

しかし、圧倒的に多くの教師が、子どものことを考え、毎日悩みながらも一生懸命に働いています。

そしてなにより、そこに通ってくる子どもがいる以上、いかに状況が厳しくても、教師が学校をあきらめるわけにはいきません。

それが、現場で働く人間の意地です。私は絶対に日本の教育をあきらめたくないのです。

私は、勇気を出して、今日も現場で奮闘する教師を代表して声を上げたいと思いました。

そして教師自身から、もっと「子どもの幸せ」を考えて教育にあたるべきだと思いました！

そして出版されるあても全くないまま、思いの丈をぶつけた文章を書き始めました。

本職の仕事を終わらせ、寝る間も惜しんで書きました。

それをもって、出版社を回りました。何度も何度もメールを送りました。

もちろん、こんな無名の、売れる保証もない人間の本を出してくれるところなどありません。断られる毎日です。

そんななか、最後の望みをかけ、幻冬舎ルネッサンスの出版コンクールに応募したところ「大賞」いただくことができました。

電子書籍を自己負担なしで出版できることになったのです。

しかし、どうしても紙の本で出したかった私は、紙の本はPODサービスで自分で作ることにしました。

私は有名人ではありません。

地方の田舎の一教師です。

何の影響力もありません。

だからこそ、自力で作ったこの本は、人から人へ、地道に、手売りで着実に広めていくしかありません。

改めて言います。私の夢は「日本各地で、子どもの幸せを第一に考えた教育が行われること」です。

そのためにこの本を、一人でも多くの先生・保護者・子どもたちに広めたいです！！

ここまで読んで、興味をもっていただいた方、よろしくお願いします！！

資金の使い方

今回の資金は、この本を広めるために全額使いたいと思います。本自体のお金、送料、新聞社などへの献本にかかる郵送費です。

大学生の時、自分の将来を考え、教師になると覚悟した時から、お金よりも人の想いに囲まれた生活がしたいと思っていたので。

また、今回のプロジェクトで、本を買っていただいた方と、zoomやmailで意見交換をしたいです。そして多くの方と真剣に教育を語りあいたいです。

実現までの道のり

今回のプロジェクトは、本を広めたいということなので、期間終了と同時に、真心こめて、順番に本を送らせていただきたいと思っています。その本に、シルクハットで買ったとわかるようなサインを入れておきますので、よかったら、今の日本の教育について思うことを語り合いましょう！Facebookかインスタでの友達申請待っています！

おわりに

子どもたちは未来の宝です。現場で見せる無限の可能性を秘めた子どもの笑顔は本当に輝いています。

私は、日本の中には、子どもを大切に思う大人がまだまだたくさんいると信じています。

教育を何とかしたいと思っている人は多いと信じています。

今すぐに、きれいな校舎が建たなくても、制度が整わなくても、子どもにとって最大の教育環境である教師や親が、語り合う中で「ゆるぎない教育哲学」をもつことはできます。

もっともっと大人たちが、「子どもの幸せ」について語り合える土壌を作りたいと思っています。

ぜひ、日本の教育を一歩でも前進させたい方。この本をもとにつながりましょう！！

なにとぞ、ご支援を、よろしくお願いします！