現在の支援総額
51,400円
目標金額 850,000円
残り
終了
サポーター
13人
このプロジェクトは、目標金額を達成しなくても、2021/09/24 23:59までに集まった金額から手数料を差し引いた額がプランナーに振り込まれます(All-In方式)
《ブレイルフレンドとは?》
「ブレイルフレンド」は、点字や点字楽譜をモチーフに色や形をアレンジしたアート作品です。
「ブレイル(braille)」は英語で点字のこと。
目の不自由な人が指で触れて読む文字で、本来は無数の凸凸がついている真っ白い紙です。
目の見える人にとっては、書いてある内容はおろか、上下もわかりません。
けれど、そこに色がついていたら?
かわいらしい水玉模様(ドット柄)になります。
色やデザインがあることで、一気に身近に感じることができます。
実際の点字は大きさや形が決まっていますが、難しいことはいったん置いて、アートの力を借りて楽しみましょう!
《自己紹介》
ブレイルフレンドリープロジェクトという活動をしている加藤英理です。
「自分らしさは気付いた回数」をテーマに、「その発想はなかった!」という発見や気付きのきっかけを作っています。
なんとなく見えてはいるけど、ちゃんと見ていないものに気が付くと、いつもの日常が驚きと発見にあふれます。
現在は、熊本県を拠点に作品展や点字体験ワークショップなどを各地で開催しています。
また、熊本地震や令和2年7月豪雨の復興支援として、チャリティー企画や被災地とコラボしたグッズ販売を行っています。
(点字体験ワークショップ)
(点字アート作品展)
《「ブレイルフレンド」を始めたきっかけ》
私は楽器の演奏が趣味で、数年前まで市民楽団に参加して、各地の病院などを訪問してコンサートをしていました。
その訪問先の熊本県立盲学校での演奏中のことです。
楽器を紹介する場面で、目の不自由の盲学校の生徒さんを前に、私は何年も「『見ての』通りです」と説明していたのです。
ある時にハッと自分の発言の無神経さに気づいた私は、ショックを受けるとともに、自分自身の配慮のなさを強く恥じました。
そして、目の不自由な人はどうやって情報や譜面を【見る】のだろうと考えたことが、点字に出会うきっかけになりました。
その後、点字を独学で勉強していたとき、たまたま持っていた色鉛筆で●(凸)を書いてみたら、赤やピンクのカラフルなドット柄になりました。
とてもかわいいデザインになったので、それまでどこかよそよそしかった点字に一気に親しみを持ちました。
目の不自由な人をサポートするために点字を勉強することはもちろん、一般の人に対して身近に感じてもらう機会を作ることも必要なのでは?と思いました。
私のように、毎年盲学校を訪問していても「見ての通り」と言うのですから。
《どうして点字の「楽譜」なの?》
点字に出会ったきっかけが、音楽(盲学校での演奏)だったからです。
盲学校の生徒さんと合奏は、とても楽しい時間でした。
また、楽譜は世界共通なので、外国の人とも一緒に楽しむことができます。
《絵本「ブレイルフレンドコンサート」を作るきっかけ》
絵本を作るきっかけは、視覚障害者の女性からメッセージをいただいたことです。
「子供は目が見えるので、絵本の読み聞かせをヘルパーさんに頼んだが、『ママに読んでほしい』と言って聞かなかった。
そこで、独学で点字を勉強したり、ヘルパーさんが朗読したものを録音し暗記して、なんとか対応した。
けれど子供が成長するにつれて『黒い犬がいるね』『メロンのロは四角(□)だね』など、視覚的なことを言われると、さすがに分からなかった。
一生懸命子供が絵のことを話すのを、理解してあげられないことが、申し訳なくて悲しかった」
と、話してくださいました。
私は、子供と一緒に絵本が読めない悲しみがあることを初めて知りました。
そしてこれは、社会からも気付かれにくいだろうと、孤独感を感じました。
ブレイルフレンドが、彼女の悲しみや孤独感にどれほど寄り添えるのか分かりませんが、どなたにも読みやすいよう、できる限りの工夫をします。
前作「ブレイルフレンドコンサート」の内容はこちらから。
https://www.braillefriend.com/%E7%B5%B5%E6%9C%AC/
漢字にフリガナをつけたり、白黒反転(ロービジョンの方が見やすいよう)にしたり、ホームページに本文を載せて音声読み上げ機能に対応しています。
《絵本の内容》
今回制作する絵本は、平安時代末期の古典「虫愛ずる姫」がモチーフです。
多様性やものごとの本質を見極めることの大切さを問う内容です。
あるところに虫が好きな姫がいました。
年ごろになってもお化粧やお洒落に興味がない姫に両親や召し使いが
「女の子のくせに、気味の悪い虫ばかり見てみっともない。良い殿方と結婚するのが女の子の幸せなのですよ」
と言っても知らん顔。
姫は、周囲の声に惑わされず虫を観察することで、自分の考えをもち、ものごとの本質を知ろうとします。
○収録曲
・O sole mio(オー ソレ ミオ)
・蛍こい
・聖者の行進
・メヒコリンド イ ケリード
・Summ,summ,summ(ぶんぶんぶん)
○サンプル動画
《資金の使い道》
・絵本の印刷(点字の凸凸加工)、製本:65万円
・デザイン、装丁:7万円
・諸経費(郵送など):2万円
・クラウドファンディング手数料
《スケジュール》
10月~ デザイン・装丁
11月~ 印刷・製本
12月 リターン発送、一般販売スタート
《ブレイルフレンドのこれから》
ブレイルフレンドの作品や点字に触れた方からは、「点字や視覚障害について知るきっかけになった」と感想をいただいています。
特に、「なんとなく大変そう」というイメージだけではなく、触れて情報(文字や音符)を読むという、独特な世界があることに驚かれます。
一方で、子供に絵本を読み聞かせできない悲しみもあります。
私は、それを知ってしまったからには無視することはできないし、作家として表現しないわけにはいかないのです。
ブレイルフレンドを通じて、様々な立場や意見の人がお互いを認め尊重できる社会を作りたいと考えています。
ぜひご協力お願いします。
※絵本制作にあたり、熊本県芸術文化振興会の助成をいただいています。
【販売責任者】
加藤英理
【所在地】
お取引において開示要求があった場合速やかにお答えさせて頂きます。
【お問合せ先】
お問い合わせは下記のURLのメッセージからご連絡ください。
https://cf.fany.lol/users/message/view/56495
【返品期限】
不良品、発送品間違いの場合は無料で交換させていただきます。到着日から7日以内に上記問い合わせ先へご連絡ください。それ以上経過しますと返品をお受け出来ない場合がございます。※サポーターのご都合によるキャンセル・返品・交換はお受けできません。
【返品送料】
不良品、発送商品間違いの場合、着払いにて対応いたします。
1件のサポーターと2件のプロジェクトオーナーになっています。
「ブレイルフレンドリープロジェクト」という活動をしています。 ※ブレイル(braille)は、英語で「点字」のことです。 目の不自由な人が指で触れて読む点字や点字楽譜をモチーフにしたアート作品「ブレイルフレンド」を制作したり、点字体験ワークショップを開催したり、点字モチーフのグッズ販売をしています。
リターンを選ぶ
リターンを選択してください。