はじめまして。弊社は愛媛県、今治市に本社を構える石材卸業のムラカミ石材と申します。
「石屋さん」のお仕事は普段はあまり御想像がつきにくいとは思いますが、葬儀から塀、解体から墓石業など幅広く手掛けております。今回、今年の6月より海洋散骨を新規事業展開するにあたり、焼骨に含まれる「六価クロム」という有害・有毒重金属を完全無害にした上で、海洋散骨をするための専用ラボを建設するプロジェクトとなります。
現在の支援総額
0円
目標金額 5,000,000円
残り
終了
サポーター
0人
このプロジェクトは、目標金額を達成しなくても、2022/07/09 23:59までに集まった金額から手数料を差し引いた額がプランナーに振り込まれます(All-In方式)
はじめに
弊社ムラカミ石材は愛媛県は大島に採石場を持つ石材卸の石屋さんです。
僕たちは、いつもは採石した大島石や外国から直販で仕入れた外材で加工販売をしたり、納骨やお墓じまい、空き家の解体から遺品整理などを行っています。
石屋さんのお仕事は普段、どんな事をしているのか想像がつきにくいかもしれませんが、簡単に言うと「人が亡くなられてからのお仕事全般。」が石屋さんのお仕事です。
法事やお墓参りの際には、お坊さんの横で、お墓の納骨する石蓋(石棺)を開けたりするのが僕達のお仕事です。
また、お墓の材料である石を採石し加工して販売、お庭の塀や庭石なども僕達のお仕事だったりします。
石は御存知のように、欠けやすく、衝撃にも弱い性質があるため、石を触る場合は事故や破損の恐れがあるため、プロである僕達が行います。
今回のこのプロジェクトの「海洋散骨」についてですが、まず、海洋散骨とは焼骨になった御遺骨を「乾燥・粉骨」し、その粉骨された御遺骨を海に散骨する新しい供養の形の事です。
お墓には納骨部屋(石棺の事)があって、そこに収骨できる御骨壷の数は限られています。
また、後継ぎがいない場合や、遠方でお墓の管理が大変な方など、様々な理由で最近少しずつ認知されたきた供養スタイルです。
四国の瀬戸内海の海は特に綺麗で、北海道出身の僕としては、まず愛媛県に来て驚いたのが抜群の海の綺麗さでした。
複雑な潮流は元気な海洋生物を育み、海が常に潮流によって循環を繰り返す事で、島々の海岸部は展望台から見下ろしても海底が透けて見えるほどの透明度です。
また、四国に生きる人達は自然と文化を愛しており、平日でも海辺やお寺には地元観光客が賑わっています。
愛媛県は瀬戸内海に囲まれたのんびりとした良い町です。
僕達は、海に暮らすみんなと、海そのもの、未来の海と未来の御遺族様、故人様の想いに胸を張ったお仕事とするために、土壌汚染防止法、水質汚濁防止法の定める0.5mm/g、0.05mm/ℓ(2022年より改定0.02mm/ℓに改定されます。)という基準ではなく、完全にゼロ。全く海に影響を及ぼさない還元方法を研究開発し、成功致しました。
これは北海道総合科学研究機構様と六価クロムの権威の株式会社トーワ建設様との共同開発によって誕生した世界初の御遺骨専用六価クロム完全無害化還元剤です。
今回のプロジェクトは世界で初めて焼骨に含まれる「六価クロム」という重金属を完全無害化させた上で海洋散骨をするための専用ラボを建設するプロジェクトになります。
完全無害化液剤の新開発に成功し、還元方法の作業手順も出来上がって、臨床テストも成功しています。
しかしながら、弊社の施設内に、そのラボ(還元装置、分離装置、吸引ろ過機など)で使用する機材の購入費用が足りず、今回のプロジェクト申請に至った次第であります。
本プロジェクトで参集下さった資金は、機材の購入費にあてます。
また、この機材は同時に、御遺骨だけではなく、工業用排水や鉄工所などの排水、土壌などを調べる事も出来ます。
つまり、商圏範囲が現在では「御遺骨」のみですが、将来的には四国全体、国内海外の「重金属環境問題」に対しても弊社のラボが活用していける展望が期待できます。
このプロジェクトでやりたいこと・やろうと思った理由
まず、昨今の文化背景ですが、少子高齢化や跡取りがいない問題、所得減退や核家族化の影響を受けて、墓石業界はその市場の大半が「お墓じまい」一色になっております。
そういった背景により新しい供養文化である「永代供養」や「散骨」といった、安価かつ、相続の必要の無い供養の形が好まれる時代となりました。
そのため、弊社でも今年6月より「海洋散骨」を新規事業展開しようと考えておりますが、まず、第一に考えたのが「御遺骨は海を汚染しないのだろうか。」という疑問でした。
調べてみると、焼骨には、火葬台のステンレスから付着する「六価クロム」という有毒重金属が含まれる事がわかりました。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei15/
(墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号) )
水質汚濁防止法や化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 、また、WHOや環境省においては「六価クロム」は厳重に規制されており、有害重金属として取り扱われているに対し、墓地埋葬法では、その制定が古かった背景もあり、散骨そのもの自体の項目が存在せず、現状では知識薄な散骨業者によって、六価クロムが海に垂れ流されている現状です。
供養の新しい時代経緯を考えると、今後、海洋散骨の需要は急増するものと考えられます。
また、現状、業界で平常使用されている「六価クロム無害化還元剤」は、二価鉄を生み、さらにその洗浄成分によって海に二次被害をもたらす薬剤であります。
更に言うと、御遺骨を粉骨前に還元してしまっており、相当量の六価クロムを還元できていないのが業界現状です。
そのため、今回のプロジェクトは国内はもちろん、世界初の試みであり、将来的には火葬文化を持つアジア圏にも進出する予定です。
六価クロムは触れれば皮膚病、吸い込んでしまえば、肺がんや鼻中隔穿孔(※鼻の左右の壁が貫通する病気)、気道障害になる大変危険な重金属です。
近い将来、日本各地で人体被害が出て、墓地埋葬法は改定・追記する未来が訪れると考えております。
そうなった際に1番悲しむのは故人様はもちろん、海洋散骨を選択なさった御遺族様達ではないでしょうか。
私達は、法整備や規制が発生する以前であっても、1人の海を愛する人間として、海に完全無害な海洋散骨を実現すべく、今回のプロジェクトに至った次第であります。
資金の使い方
資金の使用は焼骨に含まれる六価クロムを完全無害化するための機材に使用致します。
具体的には
「焼骨乾燥機」
「重金属検出測定器」
「還元吸引ろ過機」
「分離撹拌機」
「試験管、ろ紙、検出試験液剤などの消耗備品」
になります。
※ご参集頂いた資金が無駄にならぬように、リターンを現サービスの海洋散骨の予約販売にしておりますので、ご安心くださいませ。
実現までの道のり
3/23 北海道総合科学研究機構 様
株式会社トーワ建設 様 との共同開発プロジェクト始動
3/24 世界初となる根拠と今後のグローバル発展の調査会議
3/31 世界初の六価クロム完全無害化還元剤の実試験開始
5/10 六価クロム完全無害化還元剤の完成、必要資材と機材の見積もり
5/25 技術指導及び、資材・機材の搬入完了
6/1 世界初 海に完全無害な海洋散骨事業スタート
2023年度 中国市場に多国籍企業として海洋散骨事業部発足予定
おわりに
海洋散骨事業統括責任者の長野 雄大と申します。
私の地元は北海道札幌市になります。
私が愛媛県に移住した際に、まず驚いたのが、どこまでも綺麗な「海の美しさ」でした。
どこの海岸にいってもゴミはほとんどなく、匂いは海だというのに無臭に近いほどです。
また、瀬戸内海の島々は場所ごとに海の色も景色も大きく異なり、展望台から見下ろすと、海底が見えるほどの透明度を誇ります。
瀬戸内海の複雑な潮流は、豊かで豊穣な海洋生物やサンゴ礁を育み、魚介海産物は、鯛やブリをはじめ、ハギ刺しやコウイカなど美味しいものばかりです。
また、愛媛県人達は海や山の観光地をこよなく愛しており、展望台や海の見えるカフェなどは連日盛況です。
平日でも、海の見える場所には仕事終わりの県民達がのんびりと海をみている風景があり、自然と共存する素敵な文化が確かにそこにはあります。
現状、法や規定の無い「海洋散骨」は業種問わず、沢山の散骨業者が参入してきており、六価クロムの知識が無いまま、海に散骨されている現状であります。
近い未来、誰かの健康被害が出てくる事で法律は必ず変わります。
それは、都道府県問わず日本全国で人体被害の症例報告がなされた後になるかと思います。
この取り組みは、いわば日本のタブーにも近いのかもしれません。
六価クロムの事は、その無害化が困難な事と、戦後、地盤強化剤として大量に埋め立てられた背景もあって、嫌煙される問題です。
しかしながら、海を愛する1人の人間として、2児の父親として、また、未来への使命感を持つ国民として、この問題を解決しなくてはなりません。
海洋散骨をご選択なさった御遺族様、海に帰られた故人様、未来の自然環境。
そして、未来の子供達へ手渡す海が「後悔や遺憾」で包まれる結果にだけはしたくありません。
このプロジェクトは、利益を生まないかもしれません。
現に、弊社は既に無害な海洋散骨のために本来必要のない(排水基準を満たすため合法)投資をしております。
そして、後々は沢山の横やりや障害が待っているかもしれません。
世界初の取り組みというのは得てしてそういうものだと思います。
しかしながら、後々、誰かが必ず被害を受けます。
誰かが必ず悲しい思いをします。
海洋生物達は今も被害を受け続けていると思います。
海と御遺族様を守るため、未来の子供達を守るために、ぜひこのプロジェクトを知って頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
【販売責任者】
長野 雄大
【所在地】
愛媛県今治市上徳乙114-9
【お問合せ先】
お問い合わせは下記のURLのメッセージからご連絡ください。
https://cf.fany.lol/users/message/view/110692
Mail:murakamisekizai0121@gmail.com
フリーダイヤル:0120-932-252
Tell:09015281058
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0件のサポーターと1件のプロジェクトオーナーになっています。
はじめまして。 株式会社ムラカミ石材-Shimanami Memory海洋散骨事業部統括責任者の長野です。 趣味はバスケ、書道、水泳、執筆、陶芸、アウトドアなどです。 愛媛県人と瀬戸内海をこよなく愛しています。 後々は愛媛県でもっとアウトドアの活動を広げていけたらいいなぁ。 なんて思っています。 よろしくお願いいたします。
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