【野良猫に出会ったらこのお話を思い出してほしい】
そんな思いで、この絵本を作りました。
絵を描いたのは、獣医師。
文を書いたのは、その獣医師と二人三脚で猫のためになることをと奔走してきた活動家です。
この絵本に描かれているのは、ふたりが活動の中で目の当たりにしてきた野良猫たちの厳しい現実と、それに関わる人々の姿です。
でも、ただのかわいそうな猫のお話ではありません。
猫たちに救いの手を差し伸べる、人格者のお話でもありません。
どこにでもいる猫たちが日々隣り合わせる過酷な現実。
そして、人々のだれもが選ぶことができる、より良い猫との共存の道です。
けれど…、
それを知る人はあまりにも少ないのです。
知られていないからこそ、問題の根はどんどん深くなってしまうのです。
何とかして知らせたい!
知る人が増えるだけで、きっと人と野良猫の関係は大きく変わるはず。
もしも、将来の社会の担い手である子どもたちがこのことを知っていてくれたら、
きっと20年後に生きる猫たちの一生は、今とは大きく変わるに違いありません。
私たちが人生の中で多くの本に触れる、義務教育の学校図書館。
そこにこの絵本があれば、たくさんの子どもたちが、このことを知ってくれるはずです。
そして「人と野良猫の共存」という考え方と方法をこの絵本をとおして学んでくれるでしょう。
第一歩は、ふたりの作者の活動拠点である大阪府の全ての公立小中学校。
そこにこの絵本があり、いつでも子どもたちが手にとって読むことができる。
それを実現したい。
絵本をとおして現実を知ってもらうことによって、人と猫のより良い未来を実現したい。
その願いを込めて、今回のクラウドファンディングを立ち上げます。
現在の支援総額
1,405,000円
目標金額 1,000,000円
残り
終了
サポーター
162人
このプロジェクトは、目標金額を達成した場合にのみ、2019/04/25 23:59までに集まった金額から手数料を差し引いた額がプランナーに振り込まれます(All-or-Nothing方式)
私たちの日ごろの活動は、ブログ(https://ameblo.jp/happy-tabby-clinic/entrylist.html)をご覧ください!
今回は、私たちのチャレンジの第一歩です。
今回はこの絵本を2,000部作成し、大阪府下の全ての公立小中学校に寄贈したいと考えています。
大阪府下の公立小学校1,004校、公立中学校463校、残数は、絵本の作画担当 橋本エリコ獣医師が主催する「いのちの教室」の際に幼稚園等に寄贈し、各地域の子育て支援の場にも寄贈したいと考えています。
まずは大阪から。
このチャレンジが成功したら次は近畿に。
そして全国に広がるチャレンジになることを願っています。
(※昨年10月に試作した100部は、全国からお問い合わせをいただき約3か月で完売しました)
ゴール達成後は、本の印刷数を増やし、増刷分は1冊¥1,500で販売します。
販売利益は、TNRボランティアのための猫の不妊手術無料券の発行に充てさせていただきます。
このファンディグで集まったご支援につきましては、獣医師 橋本エリコが立ち上げた任意団体ハッピータビーのホームページにて寄贈先や利益の運用報告等をさせていただきます。
【作者よりみなさまへ】
野良猫って可愛くて見たらほっとする・・ そんな気持ちの人の方が本当は多いはずなのです。
ですが、現実として野良猫の問題はもはや社会問題になっている一面もあり、地域によっては、猫が追い払われ、嫌われる存在になっているケースもあります。
極端な例では、殺処分、飼育の放棄、無責任に命を捨てる行為、虐待行為なども、昨今、決して珍しいニュースではありません。
年間に殺処分されるおよそ6万頭の猫のうちの約8割が仔猫だという現実もあります。
こんなに豊かな国で、SNS等で可愛い仔猫の画像や動画が数多くアップされ、人気を集める一方で、それほど多くの仔猫の命が失われているのもまた事実です。
そしてこれは行政による殺処分のみの数であり、
現実はさらに多くの野良猫が日々死と背中合わせで生きています。
路上死の猫の数は、殺処分の数倍ともいわれます。
その現実を知らない人はとても多いです。
ただただ猫が可哀想と言い、殺処分反対を叫んでも前に進めません。
猫が嫌いな人もいます。猫に迷惑をかけられていると感じる人もいます。
その感情を否定することはできません。
猫の問題と言っても、その実は、人間が起こす問題であったり、人と人との問題であったりすることがほとんどです。
でもその実情を知らない人もとても多いのです。
猫の問題の多くは人間が引き起こしますが 解決もまた人間にしか出来ない事だと思います。
現在は、日本各地でボランティアの方々が、
TNR活動(不妊手術をして元の場所に戻す)や、
保護猫活動(不妊手術をして里親を探す)など、
不幸な命を減らすための活動に奔走しています。
けれど、それはまだまだ、ごく一部の人々が抱えている活動に過ぎず、一般社会においては認知も理解も低いと言わざるをえません。
日々のボランティア活動はもちろん大切ですが、こうした現実を知る人が少しでも増えていけば、複雑な問題になるはずもなく、もっと理性的に解決できる事は増えると思います。
「知らない」事を「知る」だけで、変わることが必ずあるはずなのです。
未来をより良いものにするには、子どもたちに知ってもらうことが、最も近道なのではないかと考え、野良猫問題に取り組む獣医師橋本エリコが、保護猫&TNR活動の啓発のための絵本を作画しました。
文章は、保護猫問題に取り組む碓井朝美が担当しました。
このお話は子どもにもわかりやすく、なおかつハッピーエンドとなっていますので、安心して読んでいただけます。
私たちは猫を心から愛していますが、よくある「可哀想だから・・」という観点からだけではなく、合理的に猫の問題を解決する方法を提案していきたいと思っています。
猫が好きな人も嫌いな人も、TNRの現実を知って、殺処分をゼロにしていける未来を作っていきませんか。
子どもたちに、今の野良猫の現実と、私たちにできることを知ってもらい、未来を変えていきたいという心からの願いをこめて、クラウドファンディングを立ち上げます。
皆さまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
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0件のサポーターと1件のプロジェクトオーナーになっています。
猫と人との共生を実現するため、 獣医師が立ち上げた団体です。 獣医師は猫の過剰繁殖に起因する、多頭飼育崩壊、野良猫問題の根本解決をめざすための避妊去勢手術を行っています。 不妊手術の大切さ、地域猫活動の効果、子供達へ命の大切さを教える「命の教室」の開催など、さまざまな啓発活動を行っています。 また、保護猫と里親をつなぐためのコミュニティールームの運営・譲渡会の開催・勉強会など、コミュニティ作りにも力を入れています。
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